かっこいいWebサイトなんだけれど、なんだか使いづらい。何をクリックしてよいのかわからない。
といったサイトを見かける事は無いでしょうか?
意外と素人の人にサイトを見てもらって、感想を聞くと、結構、参考になる意見をもらえる事もよくあります。結果、簡単にウェブサイトの使いづらさを解消できたり、ユーザーに伝えたいメッセージを明確にすることができるようになるかもしれません。
今回は、Webユーザービリティを簡単にチェックできるリストをご紹介。
Web ユーザビリティ5秒テスト
5秒間でテストできるとってもシンプルなWebユーザービリティをチェックできるテストです。
1. クラシックテスト
クラシック5秒テストとは、そのWebサイトをはじめて見るユーザーに5秒間だけインターフェイスを見てもらって、そのあとに思い出せるものを書き出してもらうテストです。
もともと何も知らないユーザーがたった5秒間だけサイトを見て印象に残ったものを書き出してもらう事で、重要なメッセージがユーザーにしっかりと伝わっているのかがわかります。
2. 比較テスト
2つのインターフェイスを2秒半ずつ見てもらい、より気に入ったインターフェイスを選んでもらうテストです。
二つのデザインを瞬間に比較して気に入ったものを挙げてもらう事で、潜在的に気に入ったものがわかります。
3. 感情テスト
ユーザーに5秒間だけインターフェイスを見てもらって、デザインの中で気に入ったもの、嫌いなものを5つずつ挙げてもらうテストです。
このテストはどちらかと言うと、デザイナー同士で行うとより効果的なテストかも知れません。そのデザインの長所・短所がわかるのではないでしょうか。
fivesecondtest
上記にあげたクラシックテストを簡単に行えるツールです。サイトのスクリーンショットをアップすると他のユーザーがデザインを5秒間だけ見て、何が印象に残ったのかをリストアップしてくれるツール。他にも5秒間で目に飛び込んできたものをクリックして、なぜそこをクリックしたのかを書いてもらうテストも行う事ができます。ユーザビリティをアップさせるにはとっても役に立つツールですね。
Feng-GUI – Feng Shui for Graphic User Interfaces
サイトのスクリーンショットや写真などの画像をアップすると瞬時にユーザーの目線をヒートマップで表示してくれるツールです。どうやってヒートマップを作り出しているのか、不思議です…。
Silverback — guerrilla usability testing
MacのiShightと一緒に利用するユーザーテスト用のツールです。テストユーザーを集めて、ユーザーテストを行う際にとても役立ちそう。有料のツールですがとっても良くできています。ユーザーがサイトを利用しているところを動画で記録することができます。ユーザーがサイトを利用している時の表情や発言、サイトのどこでつまずいてしまうのか?などユーザーの顔をそのまま見ることができるので、ユーザビリティテストを行うには、とっても便利なツールですね。
Usabilla – Transparent Usability – Visual Feedback
まだβ版のサイトですが、こちらもユーザーテストに使えそうなサービスです。このサイトにテストケースとしてサイトとタスクを登録しておくと、テストユーザーがテストしてフィードバックを返してくれるウェブサイトです。
Primary & Secondary Actions in Web Forms
フォームを利用する際のユーザーの目線の動きをわかりやすく解説してくれている記事です。
Color Scheme Designer 3
いろいろとカラースキームのツールが公開されていますが、こちらのColor Scheme Designerは、とってもシンプルで使いやすいツールです。